0歳から100歳までの動ける身体をつくる人財を育成する専門学校
  • 高校生の方へ
  • 保護者の方へ
  • 大学生・社会人の方へ
  • 先生方へ
保護者の方へ
資料請求はこちら

2015年11月アーカイブ

第12回 MNSホールディングスセミナー報告

【テーマ】胸郭の機能障害に対する理学療法:講義編~高齢者の胸郭の機能障害と理学療法~

【日 時】平成271129

【講 師】田中 先生 城内 若菜 先生 梅田 泰光 先生

【参加者】45

【報 告】

 今回はメディカルプレス発刊の月刊誌である「理学療法」の中で,高齢者の胸郭の機能障害と理学療法を執筆された3名の先生をお招きしてセミナーを開催いたしました.

 

 はじめに九州医療スポーツクリニックの田中先生に高齢者の胸郭の機能障害について,関連する文献等を提示いただきながら分かりやすく「概論」を伝えていただきました.ロコモティブシンドロームに代表されるように,加齢に伴う変性疾患は独立したものではなく併存するものであるため,胸郭単体で捉えるのではなく,身体全体としてみていく必要性について説明いただきました.

 

12-4.jpg


 その後,成尾整形外科病院の城内先生に具体的な胸郭の「評価」について実技を交えながらお伝えいただきました.今回は講義編として開催しているため,実技にあまり時間を割くことはできませんでしたが,臨床に活かしていくためのエッセンスを分かりやすくお伝えいただきました.

12-5.jpg 


 城内先生は海外でのセミナーの受講や英文の翻訳をされていることもあり,和文の論文だけでなく海外の論文を多数提示いただいたり,ご自身が海外で経験されたことなども交えてお話しいただき,幅広い視点で評価を行っていく必要性を感じました.

 

 午前中のお二人の話を踏まえて,午後からは筑後市立病院の梅田先生に胸郭の「治療」について講義を行っていただきました.ここでは治療の方法論もさることながら,なぜその治療を選択するのか?という部分の重要性を改めて評価の視点から伝えていただきました.


12-1.jpg

 

 梅田先生が評価の中で素早くポイントを絞り込んでいく過程とそれに対してどのような治療を施していくのか?という点を,デモンストレーションを交えて具体的に説明いただき,明日からの臨床でのイメージが大きく膨らむ時間となりました.


12-3.jpg 

12-2.jpg



 今回は「講義編」として座学を中心としての開催となりましたが,来年の夏頃に「実践編」として実技を中心としたセミナーを開催予定です.今回学んだことをベースに胸郭の機能障害をどのように見出していくのか?また,それに対してどのように介入していくのか?という視点をグループワークで学んでいきます.今回ご参加いただいた方にも,そうでない方にも臨床に活かしていただける良い機会になると思いますので,多くの方のご参加をお待ちしております.

11/28(日)オープンキャンパスを開催しました!

冬の訪れを感じさせる寒さですが、たくさんの方にご参加いただきました。だいぶ社会人の方の参加も増えてきました!


まだまだ進路決定に悩まれている方も多く、全体説明・体験授業では皆さん真剣な面持ちで話を聞かれていました。


DSC_2563.JPGDSC_2562.JPG


オープンキャンパスでは、学校での生活から学費のことまで、専門のスタッフがなんでもお答えします!疑問や質問のある方は、ぜひオープンキャンパスにご参加下さい。
お待ちしております。


次回は12/13(日)です!お申し込みはコチラから↓
http://www.kmsv.jp/opencampus/

第11回MNSホールディングスセミナー報告

【テーマ】研究と臨床の融合:運動器疾患における疼痛の捉え方

【日 時】平成271121

【講 師】森岡 周先生(畿央大学) 平川 善之先生(福岡リハビリテーション病院)

【参加者】115

【報告】

 今回は運動器疾患における疼痛の捉え方について森岡先生と平川先生に講義を行っていただきました.サブタイトルにもあるように,「科学的思考の用い方と臨床意思決定のプロセス」について,森岡先生には科学的見地から,平川先生にはその臨床応用について講義を行っていただきました.

 

 森岡先生には疼痛を捉える上での最新の知見や情報をご提示いただきました.運動器疾患における疼痛の捉え方であるため,運動器に対する知識はもちろんのこと,それを前提に情動的側面や認知的側面など痛みを多面的に捉える必要性について説いていただきました.


11-1.jpg 


 痛みはなぜ主観的であるのか?痛みの性質の時間的変化,慢性痛と脳機能の問題,慢性痛に対する神経科学的な治療モデルの世界的潮流,報酬系,痛みの制御,社会的な痛み,痛みの意義,身体イメージの変容,中枢神経系における情報の整合性...などなど,痛みを捉える上での多くのヒントをいただきました.

 

11-2.jpg


 午前中に得られた情報をどのように臨床に応用していくのか?この視点がとても重要になります.午後はその点について平川先生に講義を行っていただきました.実際の症例や臨床での取り組みをもとに多角的な視点をご提示いただきました.セラピストの主観だけでなく,患者目線に立つことの必要性を改めて感じることができました.

 

 お二人の講師の講義のあとは臨床での取り組みについて2名の先生に発表を行っていただきました.野崎先生(福岡志恩病院)には肩関節腱板術後の取り組みについて,岩坂先生(副島整形外科病院)には疼痛で難渋した症例について発表していただきました.症例をベースに検討していくと,その捉え方の多面性について気付かされます.多くの視点があり,その振り幅が狭くならないように,症例自身が求めていることに応えていく,その視点を忘れないよう取り組んでいきたいと個人的には感じる時間となりました.

11-3.jpg


11-4.JPGのサムネール画像


講師の森岡先生,平川先生,症例発表を行っていただいた野崎先生,岩坂先生,ありがとうございました.またご参加いただいた受講生の皆さまもありがとうございました.

第二回 教育フォーラムの申し込みが始まりました!

A4教育フォーラム2015.jpg


九州医療スポーツ専門学校主催の「第2回 教育フォーラム」のご案内です。スポーツ業界との幅広いパイプを持つ九州医療スポーツ専門学校だからこその特別な企画ですが,今回は北九州市の後援を受けて「無料」ご招待いたします.

来たる12月5日(土)に北九州市立医療センター整形外科医の西井章裕先生と北海道日本ハムファイターズの白井一幸コーチをお招きして「野球」をkey wordに教育フォーラムを開催.西井先生には医学的立場から,白井コーチにはチームビルディング(組織作り)という観点から野球についてご講演いただきます.


野球関係者でなくとも,西井先生の医学的立場からみた肩関節・肘関節の診方は医療従事者にとって参考になる内容になると思います.
また,白井コーチのチームビルディングのご講演は,野球関係者だけでなく幅広い職種の方々に支持されており,マネージメントに携わる方,組織に属する方にとっても得るものが大きい時間になること間違いなしです.


詳細,お申込みについては以下のフォームをご参照下さい.
http://www.kmsv.jp/event/20151205.php

11/1(日)白鵬関講演会 PROFESSIONAL~夢の実現~ 開催!

11月1日(日)「PROFESSIONAL~夢の実現~」をテーマに横綱・白鵬関にお越し頂きました。

白鵬関だけでなく、白鵬関をケア、メンタルの部分で支えるトレーナーの先生方も一緒に参加して頂けた事がとても重要だったと思います。


「横綱・白鵬」だけでなく等身大の白鵬関を見られたと思いました。スポーツ・医療に関する話に限らず、「感謝」「意識の持ち方」「自分で考える」など今後の人生において欠かす事の出来ない、人として大切なことを学生たちに示してくださいました。


在学生だけではなく、入学予定者、卒業生、一般の方など多くの方にご来場いただき、地域の発展にも貢献できたイベントになったと感じております。


今回のイベントを通して少しでも多くの方が明るい未来へと向かっていけるようになればと考えております。
これからも多くのイベントを開催していきますので宜しくお願い致します!

IMG_7227.JPG

当日の様子についてはコチラのFacebookページから

白鵬関を囲んでのパノラマ集合写真です!
名称未設定_パノラマ2-2.jpg

2015年12月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近の写真

  • 12-2.jpg
  • 12-3.jpg
  • 12-1.jpg
  • 12-5.jpg
  • 12-4.jpg
  • 11-4.JPG
  • 11-3.jpg
  • 11-2.jpg
  • 11-1.jpg
  • A4教育フォーラム2015.jpg